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【格安】トリマーの『円切り治具』をMDF材でサクッと自作!【使用動画あり】

トリマーの円切り治具を自作!DIYおすすめ工具と使い方
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板をまん丸にカットしたいんだけど、意外と難しくて…。

電動トリマーを使うと出来るって聞いたんだけど、どうすれば良いの?

トリマーで円切りする方法には概ね2つありまして、テンプレート(型)を使う方法円切り用の治具を使う方法があります。

テンプレートや円切り治具を用意しておくと、テーブル天板やスツールの座面、壁掛け時計やコースターなど、板を丸く加工する時に使えるので便利ですよ。

そこで今回は、簡易的な物ですがまん丸の綺麗な円が切り抜ける「円切り治具」を作ってみたので興味のある方は参考にしてみてください。

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円切り治具の自作に使った材料と道具

トリマーとMDF材

円切り治具の製作に使った材料・道具はこちらです。

材料
  • MDF材(厚み5.5㎜)
  • 木工ボンド
  • サンドペーパー(240番)
道具

どれもホームセンターやネットで購入できる物ばかりです。

円切り治具の使い方「動画】

作り方を説明する前に、実際に治具を使っている動画をツイートしたので先ずはこちらをご覧ください。

見て頂いた通り、こちらの治具はトリマーを乗せて使うタイプになっています。
ですので、治具をトリマーに取り付ける必要がないので使うのが楽チンです。
めんどくさがりの僕にとっては、これくらいが丁度良いかな笑

センターには釘を使用

治具のセンターに釘

今回は直径12㎝の円を切り抜きたいので、半径が6㎝になるように釘を打ちました。

正確に6㎝とはいかず、1㎜くらいの誤差は生じるかもしれません。

この辺りは必要に迫られたら改良したいと思っています(苦笑)

今のところ頻繁に使う訳ではないので、これで十分使えそうです。

トリマーの円切り治具で加工

治具を使う時はココに気をつけよう!

  • 丸く削っていく時は、いっきに深く削るとビットに掛かる抵抗が大きくなるので、3㎜ずつ位で徐々に彫り下げていくのが良いですね。
  • 板から円をくり抜く場合は、材の下に捨て板を敷いて作業台の天板を傷つけないようにしておきましょう。
  • 治具を回転させる時は、トリマーを上から押さえながら進めていくとより安全です。
  • コード式のトリマーの場合は、コードを巻き込まないように気をつけましょう。

電動工具を使う時は、怪我をしないように安全第一を心掛けてくださいね!

トリマーの円切り治具の作り方

では、こちらの治具作りについてご紹介していきます。

MDF材に墨線を引く

まず初めに、トリマーの設置場所を決めていきます。
ここでは上の画像のように止型スコヤ完全スコヤを使ってMDF材の端から10㎜離したところに設置する事としました。

トリマーのベースを鉛筆でなぞったら中央線も引いておきます。
その中央線の左右20㎜のところからプロトラクターを使って線を引き治具の形を描いていきます。

もちろん、形は自分好みでOKです!

MDF材に下書き

スコヤを持っていると色んなところで重宝するので、DIYされる方は買っておいて損は無いです!
スコヤについては『スコヤの種類と使い方』の方でまとめているのでこちらをチェックしてみてください。

MDF材をカット

MDF材とカッターと定規

MDF材のカットにはカッターナイフとノコギリを使いました。

  • くり抜き加工はカッター
  • 縁を切るのはノコギリ(アサリ無し)

くり抜き加工

MDF材の5.5㎜厚をカッターで切るのは少々大変でしたが、慣れないトリマーを使って失敗したくなかったのでこの方法にしました。

四隅はカッターで切るのは難しいのでドリルで穴を開けています。

MDF材にドリルで穴を開ける

裏側までカッターの刃が到達したらひっくり返して完全に切り抜きます。

MDF材を四角くくり抜く

あとはトリマーが枠内にピッタリハマるまでヤスリで削って広げていけばこの通り!

MDF材にトリマーをはめ込む

綺麗にスッポリはまりました!

ノコギリで縁をカットして形を整える

マグネット付き治具とノコギリを使って板をカット

続いて縁をカットして形取っていきます。
カットする時はこちらのマグネット付きの治具を使うとまっすぐ切れるのでおすすめです。

角材にマグネットを貼るだけで簡単に作れますし、真っ直ぐカットするのは案外難しいので結構愛用しています!

MDF材をノコギリで切る

とりあえず1枚切り抜けました!

これをMDF材に置いて更にもう1枚作ります。
2枚目は1枚目の型に沿わせながら切るだけなので簡単です。
1枚目に切った型は、少しだけ形を変えてみました。

綺麗な切断面に仕上げるために、ここでもアサリなしのノコギリを使います。

MDF材をノコギリでカット

切り出しができたら、木工ボンドで2枚を貼り合わせた後、治具の後方だけ丸みを付けておきました。

コンパスで円を描いた後、不要な所をノコギリでカットしてからサンドペーパーの240番で整えればOK!

MDF材をクランプで接着

ここまで出来たらほぼ完成です。

トリマーのビット位置に穴を開ける

トリマービットがくる所に径20㎜のボアビットで穴を開けて、実際にトリマーを設置してみるとこんな感じになります。

MDF材に穴を開けてトリマーをセット

一先ずこれで円切り治具の完成です!

こちらの治具は、上の動画でもご覧頂いたように円の中心(センター)に釘を打ち、そこを軸に回転させて使うようになっています。使用頻度が低く、精度をそこまで求めない方にはおすすめですが、そうじゃなければお勧めできませんのでご注意ください。
頻繁にサークルカットをする場合は、半径を細かく調節できる精度の良い治具があるのでこちらをチェックしてみてください。

トリマーの円切り治具の自作方法と使い方【まとめ】

電動トリマーで円切り

いかがでしたか。

こちらの治具は簡易的なものになるので、精度良く本格的にサークルカットで使う場合は更に改良が必要かと思います。
でも、DIYでスツールの座面や壁掛け時計など「そう頻繁には製作しないけどちょっと自分でも作ってみたいな〜」という方にはおすすめです。

板を丸く加工するのは意外と難しいですが、治具を作れば初めての方でも綺麗な円切りができるので是非参考にして頂けると嬉しいです。

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