ハンガーラックってキャンプに持って行ったら絶対便利だよね!
まな板にランタンにフライパンに!
何でも引っ掛けられて、しかもぶら下げてるだけで超オシャレじゃん!!!
という訳で、前回の“折りたたみラック”に続いて、今回はハンガーラックを作ってみました。
製作にあたって、僕がイメージしたのは以下の3点。
- できるだけ“コンパクト”に収納できること!
- 組み立てが容易であること!
- 足の角度を変えて、高さ調節ができること!
- 多少、独自性も入れながら見た目もそこそこであること!
こんな感じのイメージです。
そこで、今回はナチュラル感をそのままにアウトドアや日常でも使えるハンガーラックを作ってみたので製作工程など参考にして頂けると嬉しいです。
ハンガーラックってキャンプで大活躍してくれそうだし、何たってオシャレですよね!
でも、自分に作れるかな〜?やっぱり大変そうだしな〜。
という方は、こちら↓をチェックしてみてくださいね。
手作りハンガーラックのサイズ
それでは、作り始める前に今回自作したハンガーラックのサイズをご紹介します。
キャンプは沢山の荷物が必要ですので、持ち運びしやすいコンパクト設計にしてみました。
小さく収納して持ち運びたい!という場合は、“鬼目ナット”と“ハンガーボルト”を使うのがおすすめです。
くるくる回すだけなので、取り付け取り外しが簡単にできますよ!
鬼目ナットとハンガーボルトの取り付け方法はこちらの記事を参考にしてください。
ハンガーラックの手作り材料と道具
使用した道具は『DIYおすすめ工具と使い方』の中でも一部ご紹介しているので、宜しければ参考にしてくださいね。
【キャンプ用】ハンガーラックの作り方
では早速、ハンガーラックを作っていきます。
ここでは2つの製作工程に分けて解説していきます。
- フレームの製作工程
- ハンドルの製作工程
フレーム作りの手順
フレーム作りの流れをざっくり書くとこうです。
- 図面の寸法に従って角材を切り出す
- 鬼目ナットとハンガーボルトを木口にねじ込む
- 角材の角を鉋で削って8角形にする
※木口・・・木材を横に切った時の切断面のこと。
鬼目ナットとハンガーボルトを木口にねじ込む
寸法通りに切り出した角材の片方の木口に鬼目ナット、連結するもう片方の木口にハンガーボルトをねじ込みます。
初めて使う場合は、どうやって埋めたら良いのか分からないと思いますので、コチラの鬼目ナットの使い方とハンガーボルトの付け方を参考にしてください。
こうすることで、「連結↔︎分解」が可能になります。
車への積み込みや持ち運びはもちろん、組み立ても楽にできるのでおすすめです。
フレームを8角形に加工する
鬼目ナットとハンガーボルトの取り付けが終わったら、2本をつなぎ合わせて8角形になるように墨線を引き、不要な所を鉋で削っていきます。
つなぎ合わせた状態で削ろうとしたのですが、我が家は作業スペースが狭いので一本削った後に再度つなぎ合わせて残りを削ることにしました。
削り終わるとこんな感じです。
ノコギリでは難しい加工ですが、鉋を使えばそこそこ綺麗な8角形に仕上げることができるので是非やってみてください。
ハンドル作りの手順
続いて、ハンドル作りです。
こちらはハンガーラックの脚の角度を「調節→固定」しやすい様に作りました。
ハンドルを作っておけば、手でしっかりと締め付けができるので良いですよ!
ハンドルにも鬼目ナットを使用!
ハンドルも脚と同じく8角形にして“鬼目ナット”を使いました。
鬼目ナットの雌ネジと全ネジボルトの雄ねじのピッチが同じなのでここでも活用です。
鬼目ナットの取り付け方はこちらの記事を参考にしてください。
画像のとおり、外側のハンドルの下穴は貫通させていませんが、内側のハンドルの下穴はボルトが通るので貫通させています。
全ネジボルトに取り付ける
ハンドルが完成したら、実際に全ネジボルトに取り付けていきます。
画像のように①から④の順に取り付けていき、矢印の方向にハンドルを回してギュッと固定します。
すると・・・
ハンガーラックのDIY作品が完成!
はい!このとおりハンガーラックが完成しました。
こちらのハンガーラックの特徴はこんな感じです。
- 地面が濡れててもハンガーボルトのおかげで脚底が汚れない!
- 6㎜の全ネジボルトに画像のランタンフックがピッタリはまる!
- ステンレスの全ネジなので錆びにくい!
- 組み立て、収納が超簡単!
キャンプに便利!木製ハンガーラックをDIY【まとめ】
いかがでしたか?
前回作った折りたたみラックに続き、今回はハンガーラックを作ってみました!
手作りのキャンプギアが増えてくると、ますますキャンプに行きたくなってきますよね(笑)
今回、こちらを製作するにあたって
- どうやって2本の脚を固定しようか・・・
- 横棒にどんな材質の物を使おうか・・・
など悩みましたが、金具を使ったのは正解でした。
ただ1つだけご注意を!
6㎜の全ネジボルトって意外と柔らかいんです!
実際に作ってみると、少し重たい物を掛けるだけでもボルトがしなってしまいます。
我が家のように重たい物を掛ける予定がなければ良いですが、そうじゃなければ安定性を考えてもう少しサイズをあげた方が良いかもしれません。