木で鍋敷きを作りたいんだけど「簡単+おしゃれ」に作れる方法ってあるのかな?
冬と言えばお鍋。
そして、お鍋に欠かせないアイテムと言えば「鍋敷き」ですよね。
寒くなり鍋を囲んでというご家庭も多いのではないでしょうか。
鍋敷きには「木製」以外にも「布製」や「ガラス製」など様々です。
そんな中、こちらでは【木製鍋敷きの作り方】をご紹介しています。
使わない時はインテリアにもなるこちらの鍋敷き。
もし参考になれば作ってみてくださいね。
木製の鍋敷きをDIY!
では早速、作り方を解説していきます。
今回は、ホームセンターで手軽に買える杉板を使います。厚みは10㎜程度です。
丸ノミで彫って模様を付ける
まず最初に仕上がりの美しさを出すために、杉板の木表に一手間加えておきます。
使うのは『丸ノミ』という大工道具です。
この丸ノミを使って、彫刻刀で木彫りする様なイメージで全体にウロコ状の模様を彫っていきます。
カッティングボードでも表面がこの様に彫られてある物を見かけますよね。
あのイメージです!
さしがねで板を等分する
杉板の表面を彫ったら、一旦裏返します。
縦切りをするにあたって、隅線を均等に引いていきます。
これ、さしがね一本で簡単にできるのでこちらの【さしがねの便利な使い方11選】初心者にも分かりやすくご紹介を参考にしてください。
等間隔に墨線が引けたら杉板を縦にカットしていきましょう!
杉板をカットする
カットする時に使うのは、こちらの『アサリ無し』のノコギリ。
マグネットシートを貼った角材にノコ刃をくっ付けてそのままカットしていきます。
ガイドに沿わせて角材を滑らしながら切り進めていきます。
手作りのスライドソーはこちらの記事『木材を直角に切断できる治具(じぐ)の作り方をご紹介!』を参考にしてください。
カットしたら軽くヤスリがけしておきましょう。
紐を通す穴をドリルで開ける
続いて、板の側面に紐を通す穴を開けていきます。
ドリルで穴を開ける時は、ドリルの先が滑らないように千枚通しやポンチなど、先の尖ったもので印をつけておくと穴あけ位置がズレないので失敗しないですよ。
(注)木口付近に穴を開ける時は割れやすいので気をつけましょう。
紐を通せば自作鍋敷きの完成!
最後に紐を通して完成です。
お好みに合わせてストッパーもアレンジしてみてくださいね。
僕は小型の六角ボルトを計4つ使ってみましたが、これはこれでなかなか良い感じに仕上がりました。
ぜひオリジナルの鍋敷きをDIYで作ってみてくださいね。
でも、鍋敷きを作る上で心配な事が2つあるんだよね・・・。
木製鍋敷きに使った塗料
鍋敷きに塗る塗料って何が良いのかな?
熱いお鍋を置くことを考えると、耐熱性に優れた塗料を使いたいですよね。
色々と調べてみたら鉄板に塗るような真っ黒な塗料は見つかりましたが、木目を生かした耐熱塗料というのが見つかりませんでした。(僕が探しきれていないだけかもしれませんが・・・)
そんな中、DIYで鍋敷きを手作りされている方の多くは「ワックス」や「オイル」を使われていることが多いです。
- ブライワックス
- オイルステイン
- ワトコオイル
- 蜜蝋ワックス、など
しかし、蝋(ロウ)を主原料とする「ブライワックス」や「蜜蝋ワックス」は、熱に弱いという特徴があります。
ですので、熱々のお鍋を置くと溶けて型が付くといった想定外のことが起きるかもしれません。
型がついても良いじゃん!DIYなんだし、返って味になって良いんじゃない!
そう思えたら迷わず使ってOKです。
そういう僕も蜜蝋ワックスです(笑)
蜜蝋ワックスは「60度以上で溶ける」と言われているので、型が付くのが嫌という方は、無難にオイルにしておく方が賢明です。
木製の鍋敷きは焦げる?
オイルやワックスを塗れば焦げないの?
皆さんもご経験があると思いますが、市販の鍋敷きでも木製なら使っていくうちに焦げてきますよね。
熱々の土鍋なんて置くとすぐに焦げてしまいそうですが、画像の鍋だと特に焦げる様子はなかったです。
焦げに抵抗があるという方は、濃い塗料で焦げが目立たない工夫をしてみましょう!
- 焦げるのも味!
- 焦げるのが嫌な方はガラス製がおすすめ!
DIYで木製鍋敷きを作ってみよう!キャンプにもおすすめ【まとめ】
いかがでしたか?
こちらの記事では、場所もとらずシンプルでお洒落な木製鍋敷きをご紹介してきました。
自宅使いしながら、キャンプでも使えるのでおすすめです。
工作好きの方ならすぐに作れるので、宜しければ自作してみてくださいね。
そして、今回登場した『丸ノミ』
あまり縁のない方も多いと思いますが、カッティングボードの製作でも使えるので超おすすめです。