基礎石を設置するときは、高さとか水平とか合わせが大事なんだよね〜。
なんだか難しそうだけど、ここをクリアーしないと次にはいけないから頑張らないとね・・・
ウッドデッキと言えば、DIYする方ならいつかはチャレンジしてみたい憧れの存在だと思います。
リビングから掃き出されたデッキで読書をしたりバーベキューをして楽しんだり!
しかし、ウッドデッキを作るためには、この最初の難関である「基礎石の設置」を突破しないといけません。
そこで僕は基礎石の高さと水平の調整がしやすい『バサモルタル』を使いました。
こちらの記事では、バサモルタルを使ったウッドデッキの基礎石の設置方法をまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。
基礎石の設置に便利なバサモルタルとは?
『バサモル』って何?
ここではバサモルと言っていますが、『パサモル』とも言います。
バサモルはその名の通り、「バサバサ、パサパサ」している状態のモルタルの事です。
- セメント+砂・・・空練りモルタル(空モル)
- セメント+砂+水・・・モルタル
なのですが、この二つのちょうど中間が「バサモルタル」という訳です。
空モルに水を少しずつ足しながら混ぜ込み、手で握った時に団子が作れるくらいが目安です。
ウッドデッキの基礎石をバサモルでDIY!
それでは早速、バサモルを使って基礎石を作っていきます。
おそらくツッコミどころ満載の仕上がり具合かと思いますが、DIYという事で大目に見て頂ければ嬉しいです。
ちなみに、こちらのトロ舟と左官鍬があると、砂とセメントをこねやすいですよ。
基礎石を仮置きする
まずウッドデッキを設置する場所に基礎石を仮置きします。
基礎石の種類はこちらの『主要4つの基礎石と失敗しない選び方』をどうぞ。
なんか、少し間隔が広すぎない?
そうなんです!
本来は「90㎝間隔」くらいで設置した方が良いみたいですが
まぁ「どうにかなるでしょ!」
と、案外適当な感じで間隔を少し広めにとっております。
あまりにも基礎石が離れすぎているのはいけませんが、お庭の広さに応じて適度な間隔で設置するのは特に問題ないように思います。
ただ、DIYなので何かあっても自己責任ですが(笑)
基礎石よりも一回り大きめの穴を掘る
基礎石の設置場所が決まったところで、基礎石よりも一回り大きな穴を掘っていきます。
深さは10㎝くらいでOKです!
地面が硬いと全て掘るのも大変ですが、気合いで頑張ってくださいね(笑)
基礎石の高さ・水平をバサモルで調整する
一通り穴を掘れたところで、続いて基礎石を置いて水平を出していきます。
この時、使うのが『バサモルタル(通称:バサモル)』なんです。
基礎の高さと水平をバサモルで調整する
バサモルの作り方は、先ほどお話した通り、手で握って団子が作れる硬さです。
このバサモルを先ほど掘った穴に入れ、コテで出来るだけ平らにしておきます。
その上に基礎石を設置し、「基礎石自体の水平」と「束石同士の位置・水平」をチェックしていきます。
この時、僕が使った道具がこちら。
- 水平器
- 水糸
- 長めのまっすぐな木
上から見ると、このような図になります。
束石の「高さ」「水平」の微調整は、『バサモル』を足したり減らしたりしながら行います。
最後にモルタルで基礎石をガッチリ固定する
基礎石の水平がとれたら、モルタルを充填しましょう。
ここではバサモルは使わず通常のモルタルを使います。
基礎石の周りにモルタルを流した後は、空洞が出来ないように細い棒やヘラで隅々までモルタルを行き渡らせるようにしましょう!
最後にコテで綺麗にならせば、基礎石の設置は完成です。
ウッドデッキの基礎石を設置する方法【まとめ】
ウッドデッキの基礎作りでバサモルを使うのは珍しいかもしれませんが、水平を出すときに土台を安定させやすいというメリットがあります。
このバサモルは湿気や雨水を吸うことで、さらに強度が増すので頑丈な土台を作り上げることもできます。
基礎石の設置方法には色んなやり方がありますが、よかったら参考にしてくださいね。
ウッドデッキ作りについて、もっと詳しく知りたい方は以下のまとめ記事をご覧ください。