久しぶりにパーゴラを塗装しようと思います。塗装するにあたって「コツ」とか「オススメ塗料」はありますか?
こんな疑問にお答えします。
我が家では、梅雨を迎える前にパーゴラのメンテナンスをしています。
そして先日、2年振りに塗装を終えました。
実際に僕がどうやって塗装したのか、塗料は何を使ったのか等、分かりやすくまとめているので良かったら参考にしてくださいね。
こちらの記事では
- 再塗装する前の下準備
- 塗装の仕方
- 塗装に便利な道具
- プロも愛用しているおすすめ塗料
が分かります。
お庭にパーゴラを作って長らく塗装をしていないという方。
パーゴラを作った時は、「よし!一年に一回は塗装するぞ!」と意気込んでいたけど、放ったらかしになってしまっているという方。
長持ちさせる為には、メンテナンスが大事ですよ。
ぜひこの機会に、お家のパーゴラの塗装を検討してみてくださいね。
パーゴラ塗装をきれいに仕上げるコツ【下準備】
きれいに塗装するためには、下準備が大切です。
外せるものは外して、汚れをきれいに拭き取ってから塗装するようにしましょう。
パーゴラの屋根も外しておく
屋根付きパーゴラの場合、取り外しが面倒かもしれませんが、せっかく塗るならきれいに塗りたいですよね。
屋根が付いたままでは、隙間にハケが入らないのできれいに塗ることができません。
少し手間ですが、外せる物は外しておくようにしましょう。
屋根の上の作業はとても危険です。足場には十分に気をつけて、安全に作業を行ってくださいね。
木材表面の汚れを拭き取る
塗装したあと放ったらかしにしていると、写真のようにカビで木材の表面が黒ずんだ状態になります。
このまま塗装すると、塗料の乗りが悪く、木材にしっかり密着してくれません。
まずは、絞った濡れタオルで木材の表面の汚れをきれいに拭き取るようにしましょう。
黒い汚れが付かなくなるくらいまで拭き取るのがベストです。
拭き取ると分かりますが、「こんなに汚れてたの!?」とビックリするくらいの結構な汚れです。
木材の表面を研磨する
必ず、塗装する前に木材の表面を研磨しておきましょう。
使用するサンドペーパーは240番でOKです。
木の表面に傷をつけることで、塗料の密着・乗りが良くなるんです。
とはいえ、手作業でやるのは大変ですので、電動工具を使って効率よく作業を行ってくださいね。
古い塗装も出来るだけ一緒に削り落とした方が、再塗装した時の仕上がりがきれいになりますよ。
きれいに塗装するためには、やる事がたくさんあるんだね。
いよいよパーゴラを塗装!
下地処理が終われば、待ちに待った塗装ですね。
・道具は揃っていますか?
・塗料は十分足りますか?
・天気はいいですか?
塗装する日は、雨上がりなどを避けて天気が良い日を選ぶようにしましょう。
木が濡れていると、塗料の密着性が落ちて剥がれの原因になるので注意してくださいね。
塗りたくない所をマスキングする
まずは、塗装する前に塗料が付いたら困るところに養生テープを貼ってマスキングしてくださいね。
それから、塗料が垂れて地面が汚れてしまわないように、ブルーシートも準備しておくようにしましょう。
準備が整ったところで、いよいよ塗装ですね。
パーゴラの木材表面を塗装する
塗料は時間をあけて2度塗りします。
1回塗るだけでも結構しんどいのですが、きれいな塗膜を作るためだと思って頑張って2回塗るようにしてくださいね。
僕は【コテバケ】という平らな刷毛を使ってます。
隙間が狭いと入らないので、普通の刷毛も用意しておくようにしましょう。
塗装1回目の写真はこちら↓
塗装2回目の写真はこちら↓
1回目の塗装では、塗料が混ざりきってなかったので、思った以上に薄くなってしまいました。
塗料を混ぜる時は、缶を振るだけではなく、蓋を開けてよくかき混ぜてから使うようにしましょう。
パーゴラの塗装前・塗装後(Before/After)
それでは、塗装前と塗装後の雰囲気の違いをどうぞ。
塗装前(Before)
塗装後(After)
塗装前は、本来の木の色を楽しみたいと思って「キシラデコールの白木やすらぎ」という塗料を使っていました。
最初に濃い色を塗ってしまうと、後から薄い色にしたいと思ってもできないという理由です。
そして今回、思い切って濃い色にしてみましたが、これがなかなか良かったのです。
今回のカラーは初めて使いましたが、色の質感といい古材感が出るところといい、かなりお気に入りです。
木製パーゴラのおすすめ塗料【キシラデコール】
その塗料というのがこちらの【キシラデコールのパリサンダ】