ドリルでまっすぐに穴をあけるのって難しいんだけど、何かおすすめの方法ってあるのかな?
こちらの記事ではDIY初心者のこんな悩みを解決する方法を紹介します。
インパクトドライバーやドリルドライバーを手で持って、まっすぐ穴をあけるのってホント難しいですよね。
ほぼ、かなり高い確率で斜めになってしまいませんか?
ドリルで垂直に穴をあける方法は多くの方が試されていますが、今回こちらでご紹介するドリルガイド は「あけたい穴の位置が一目で分かって使いやすい」のがポイントです。
要するに視認性が抜群なのです。
それでは早速ご覧ください。
自作ドリルガイドがおすすめの理由!
こちらのドリルガイドがおすすめの理由は2つ。
透明の板を使っているので何と言っても視認性が良い
上から覗くと穴をあける位置が見えるので、ドリルを差し込んで印にピンポイントで穴をあけることが出来ます。
お手持ちのドリルで真っ直ぐに穴をあけれる
透明の板にドリルの太さに合わせて穴を開けているので、ドリル自体のブレもほとんどなく垂直にまっすぐ穴をあけることが出来ます。
それでは早速、作り方をご紹介したいと思います。
ドリルガイドの自作で用意する材料と道具
先ずは、用意する材料と道具のご紹介。
どれも100均かホームセンターで購入できるので揃えてみてくださいね。
・透明の下敷き
・MDFパネル(厚み4㎜)
・SPF1×1材(18㎜角)
・両面テープ
・インパクト(ドリル)ドライバー
・のこぎり
・ドリルビット
・ボアビット(径15㎜)
自作ドリルガイドの寸法
こちらのドリルガイドは少し大ぶりですが、お使いのビットの本数に合わせて小さく作る事もできるので、参考程度に見て頂けるといいかと思います。
まっすぐに穴があけられるドリルガイドの作り方!
①寸法に合わせてパーツを作る
パーツといってもほとんどないので直ぐにできますよ。
- MDFパネルを2枚(寸法:65㎜×155㎜)
- 透明の板を2枚(寸法:65㎜×155㎜)
- SPF材を2本(寸法:長さ155㎜)
MDFパネルとSPF材はのこぎりで、下敷きはカッターで切ると切りやすいですよ。
②透明の板とMDFパネルに穴あけ加工
MDFパネルに2㎝間隔で印をつけ、15㎜のビットで穴をあけます。
透明の板にも同じように2㎝間隔で印をつけて穴をあけるのですが、こちらの板には普段よく使うドリルを何本か用意して穴あけ加工をしていきます。
それと、穴をあける時は1枚ずつではなく、2枚重ねて穴の位置が同じになるように開けるのがポイントです。
③パーツの組み立て
全ての部材を両面テープで貼り合わせていきます。
木工ボンドやネジを一切使わず貼り合わせていきますが、ここで重要なことは『透明の板にあけた上下の穴がズレないように必ず添え木をすること』です。
これがズレてしまうと真っ直ぐに穴をあける事ができなくなるので慎重に行ってくださいね。
④垂直に穴あけができるドリルガイドが完成
すると、こんな感じでドリルガイドが完成します。
これで今まで苦戦していた難しいドリルの穴あけも真っ直ぐにできるはず!
なのですが、実際はどうでしょうか。
垂直ぐあいを確認してみましょう。
ドリルガイドの使い方!本当にまっすぐに穴をあけられるの?
本当に真っ直ぐの穴あけができるのか!?
実際に端材に印をつけて検証してみます。
精度がどこまであるか、これが一番肝心ですからね!
3回試してみましたが、ほぼ真っ直ぐに穴をあける事ができているではありませんか!
よく見ると若干のズレはありそうですが、これくらいなら許容範囲です。
治具を使わないと、なかなかここまで真っ直ぐにはいきませんからね。
ということで検証結果は!
「このドリルガイドは本当にまっすぐの穴をあけられる」でした(^^)
ドリルの太さ(径)を変えても使えるの?
写真のようにドリルを差し込む穴をいくつか作っておけば、径の太いドリルにも対応できますよ。
例えば、ダボ穴をあけたい時にもこちらの治具を使って垂直に穴をあけることだって出来るんです。
よく使うドリルの太さに合わせて、あらかじめ穴を作っておくと便利ですね。
(おすすめ記事)
使い方はドリルガイド以外でも!垂直に立つドリルスタンド!
こちらのドリルガイドですが、穴をあける治具以外に使い方として、実はもう一つ使い方があるんです。
そうです。「ドリルスタンド」として使うこととできるんですよ!
よく使うドリルはこうやって立てておけば取り出しも楽ですし、上面のMDFボードに何ミリのビットか印字しておくと、いっそう使い勝手が良くなると思いますよ。
ドリルガイドを使わずまっすぐに穴をあける方法
ドリルガイドが無くても真っ直ぐに穴をあける方法があるのでご紹介しておきます。
やり方はすごく簡単!
木材の表からドリルで穴を途中まであけ、次に裏から穴をあけて貫通させるだけ。
ドリルは穴に引き寄せられる性質があるので、そんな性質を活かしたやり方です。
そうは言っても“真っ直ぐ”を意識してあける様にしてくださいね!
人気のドリルガイド!使い方も簡単
僕は持っていませんが、たくさんの方が使っている人気商品です。
手順を見る限り、使い方も簡単で誰でも使える嬉しい一品ですね。
詳しくはコチラをどうぞ。