DIYを始めようと思うんだけど、最初にどんな電動工具を揃えれば良いのかな?
こちらの記事では、DIY歴10年の僕が初心者DIYerさんにおすすめできる電動工具を厳選して5つご紹介しています。
- 電動工具はたくさんあるけど、最初に何を揃えれば良いのか分からない。
- 安くて機能的でコスパが良い物が欲しい。
こんな方はこちらの記事をぜひ参考にしてください。
僕自身、これまでDIYでリフォームしたり、木工雑貨を作ったりしてきましたが、特にプロが使うような高価な電動工具を使わずに行ってきました。
もちろん資金的に余裕がある方は、上位モデル一択で良いですが、そうは言っても買いたくても買えないという方も多いはずです。
ここでは実際に僕が使っている電動工具の中から自信を持っておすすめできるコスパが良い電動工具を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
DIY初心者おすすめ電動工具5選
この章では、DIY初心者におすすめの電動工具5選を紹介しています。
では早速、ご覧ください。
インパクトドライバーはDIYに必須
まずは、DIY・木工の必須アイテム「インパクトドライバー」です。
インパクトドライバーは主にビス留めに使いますが、先端工具を変えれば一台で何役もこなしてくれる便利な電動工具です。
DIYを始めるなら「まずはこれ!」と言っても間違いはないでしょう。
似た物にドリルドライバーという電動工具もありますが、こちらは必要になってからの購入でもOK!
とにかく、インパクトドライバーとドリルドライバーのどちらか1つを買うなら、迷わずインパクトドライバーにしておきましょう!
両者の違いについて詳しく知りたい方は、こちらの『インパクトドライバーとドリルドライバーの違い』をご覧ください。
上の記事を読み終わったら、この続きもぜひご覧ください!
皆さんも知っている通り、インパクトドライバーには「充電式」と「コード式」の2つがあります。
それぞれ比較しながら簡単に紹介しておきます。
充電式とコード式を比較
ザックリまとめると、こうなります。
充電式 | コード式 | |
デザイン性 | 良い | 普通 |
充電器・バッテリー | 必要 | 不要(AC電源) |
パワー | バッテリーに依存 | 一定 |
取り回し | 良い | 悪い |
延長コード | 不要 | 場所によって必要 |
価格 | 1万円以上 | 1万円まで |
どちらを選んでもメリット・デメリットがありそうだね。
価格で選ぶか、デザイン性で選ぶか。また、取り回しの良し悪しもあるので悩みますよね。
でも、最終的には自分の好みで選べば良いと思いますよ。
充電式とコード式どちらがおすすめ?
僕は2014年にDIYをはじめ、7年ほどコード式のインパクトドライバーを使っていました。
コード式は、充電切れの心配がなく長時間使用できるのが良い反面、コードの長さには限界がありコンセントの抜き差しが面倒でした。
※2021年2月、流石に寿命だったのか本体から火花が飛び始めたのを機に、7年使ったコード式タイプを卒業し、充電式に買い換えました。
その時、購入したのがこちらの『マキタのTD111D(10.8V)』です!
こちらはヘッドが小さいのが特徴。狭い場所のビス打ちにも最適です!
重量も1㎏未満と軽く、作業をしていても腕の疲れを感じないほど扱いやすいです。
DIY男子だけじゃなく、DIY女子にもおすすめ!
ちなみに、10.8Vですが流石はマキタ!DIYをする上で困らないパワーも十分備わっています。
もちろん充電式の方がかっこいいし欲しいけど、「バッテリー」とか「充電器」も必要だから予算的に厳しいのよね・・・
という方は、こちらのコード式のインパクトドライバーがおすすめです。
コード式は、充電式と違ってバッテリーの寿命を気にせず使えるのが良いところ。
そして、パワーも常に一定!
充電し忘れて作業ができない!なんておっちょこちょいな方は、コード式タイプが良いかもしれませんね。
機能がすごい!DIYモデルのスライド丸ノコ
続いておすすめしたいのが、スライド丸ノコです。
僕の場合は、インパクトドライバー並みにスライド丸ノコの使用頻度が高いですね。
スライド丸ノコ???
初心者が使うような工具なの?
初心者だから使ったらいけない工具なんてないから大丈夫!
僕の周りのDIYerさん達はほぼ持ってますよ。
スライド丸ノコはのこぎりで切るよりも早いし正確。難しい直角や角度切りも簡単にできるのでおすすめです。
そんなスライド丸ノコ。いろんな加工が出来るので、DIYの幅も広がりますよ。
興味がある方はこちらの【DIYの救世主】スライド丸ノコの使い方【加工能力に圧巻】をご覧ください。
DIYモデルで選ぶならこの2機種がおすすめ
DIYモデルで選ぶなら「マキタのM244」「ハイコーキのFC7FSB」が人気です。
2バイ材はもちろん、幅広タイプのフロア材も楽々切断できるのでおすすめ。
ちなみに、僕は「マキタのM244」を愛用しています。
よかったらこちらの『低価格でも使いやすい!マキタのスライド丸ノコ(M244)を購入した理由』も参考にしてみてください。
やっぱり丸ノコもマキタかハイコーキ!
ついでに、普通の丸ノコも紹介しておくと!
やはり人気のDIYモデルは、「マキタのM565」と「ハイコーキのFC6MA3」です。
スライド丸ノコは切断幅に限界がありますが、丸ノコは画像のように長い板でも縦に切断することができます。
確かに、これを手のこでするとなると気が遠くなるよね。
「マキタのM565」も「ハイコーキのFC6MA3」も、どちらも1万円程度で購入が可能です。
回転数はともに「5500回転/分」
性能的にはほぼ同じスペックです。が、あえて違いを比較するとこんな感じ。
マキタのM565 | ハイコーキのFC6MA3 | |
ベース素材 | アルミ(メッキ) | アルミ |
ベースの幅 | 130㎜ | 100㎜ |
切り込み深さ | 57㎜(90°)・38㎜(45°) | 57㎜(90°)・38㎜(45°) |
集塵 | 後付け不可 | 後付け可(集塵ダクト別売) |
深さ調整 | ツマミネジ | ワンタッチレバー |
コード | 後ろ出し | 横出し |
音の大きさ | そこそこ大きい | 大きい |
価格 | 11,527円 | 10,300円 |
マキタM565は、ベースがアルミメッキなのでハイコーキFC6MA3よりも滑りが良く、ベース幅も130㎜あるので安定性に優れています。
反対にハイコーキFC6MA3は、集塵ダクトの取り付けが可能。「粉じんが舞うのが嫌だ」という方にはおすすめです。
また、切り込み深さの調整もネジ式ではなくレバー式という点も嬉しいですね。
ちなみに、僕はハイコーキの集塵機能に惹かれて「FC6MA3」を購入しましたが、「M565」にも集塵機能が付いていたら、かなり迷っていたと思います。
やすりがけを劇的に楽にしてくれる電動サンダー
続いて、電動サンダーです。
木材を使ったDIYでは、木材表面を塗料やオイルで仕上げることが多くなりますが、塗料の乗りを良くして色むらを作らないためには「やすりがけ」が必要です。
少量の木材であればハンドサンダー で十分ですが、木材の量が多かったり磨く範囲が広いとハンドサンダー では大変です。
そこで、大活躍してくれるのが電動サンダー!
これを使い始めて、かなりヤスリがけが楽になりました。
僕が使っているのはこちらの「BOSCHのオービタルサンダー」ですが、DIY用とプロ用で価格差が1,000円程なので、買うなら絶対にプロ用がおすすめです。
BOSCHのプロ用オービタルサンダーについてはこちらの記事をどうぞ。
そして、お時間ある方は、木材を上手に磨くやすりがけのコツもぜひご覧ください。
DIYの夢が広がる電動トリマー
電動トリマーは、木材の溝掘りや面取りにとても便利な工具です。
木箱を作るときには、側板に溝を掘って底板をはめこんだり、ビスを使わず『あられ組』という手法で側板を組んだりする事もできます。
また、板の表面を削って丸い溝を作れば、蚊取り線香ホルダーの制作も可能です。
電動トリマーは、使い方次第でDIYの幅を広げてくれるすごい工具!
作品作りに大活躍すること間違いなしです!
僕が使っているのは『BOSCH製』ですが、BOSCHはベースプレートにアルミを採用しているので耐久性には優れている反面、動作時の視認性は今ひとつの印象です。
最初に買うならベースプレートが透明の物の方が使いやすいと思いますよ。
ここぞという時に大活躍するジグソー
そして、こちらもDIY初心者に人気の電動工具「ジグソー」です。
ジグソーは、曲線切りに向いている電動工具で、板材の角を丸く加工したり、くり抜く時に便利です。
残念ながら、直線切りには向かないので、木材をまっすぐカットしたい時はスライド丸ノコや丸ノコなどを使うようにしましょう。
あくまでも曲線切りがメイン!
直線切りは別の工具を使いましょう。
こちらの記事では、ジグソーを使って洗面ボウルを設置しているので、興味がある方はご覧ください。
ピンタッカーは買って良かった!
実は、これ以外にも早く買っておけば良かった電動工具があるので紹介しておきます。
はい!
それは、マキタ充電式ピンタッカーなんです。
値段は少し高いですが、DIYでリノベーションを検討している方は、「巾木の取り付け」や「窓枠の仮止め」などにかなり使えますよ。
初めて使った時の動画です。
動きがぎこちなくて素人感丸出しですが、電動タッカー自体はめっちゃ使えるので買っといて損はないですよ。
DIY初心者から中級・上級者まで人気の機種は?
近年のDIYブームで初心者の方も上位モデルを揃えてユーチューバーとして活躍されている方がたくさんいらっしゃいます。
中でもマキタは、精度が高く、おしゃれなデザインで人気です。
機種によってカラーバリエーションも豊富なので、自分の好きなカラーを選べますよ。
【DIY初心者】最初に揃えておきたいおすすめ電動工具【まとめ】
こちらの記事では、DIY初心者におすすめの電動工具を紹介してきました。
DIYをこれから始めようとしている方、DIYに少し慣れてきたという方。最初に何を買ったら良いのか参考になっていれば嬉しいです。
いっきにたくさん揃えるのは難しいので、少しずつで構いません。
必要な工具を増やしていって楽しくDIYをやっていきましょう。
電動工具は本当にDIYの幅を広げてくれますし、自分にはできないと思っていたことが出来るようになりますよ。