正八角形ってコンパスをどう使えば書けるんだったかな?
こちらの記事では、こんな疑問にお答えします。
小学生の頃、皆さんコンパスで多角形を描いた経験ってありますよね。
当時は当たり前のように書いていたのに、大人になってある時「どうやって書いてたっけ?」て、まあこんな感じで頭の中がハテナだらけになった経験はありませんか?
おそらくこの記事を読んでいるあなたは、まさに今そう思っているかもしれませんが、そこでこちらの記事では、コンパスで正八角形を書く手順を解説しています。
僕のように木工でも活かせますし、ちょっとしたハンドメイドでも使えるので参考にしてくださいね。
コンパスで正八角形を描いてみよう!
正八角形の描き方って、とっても簡単。
それじゃあ、さっそく手順を見ていきましょう。
正八角形の書き方
手順①
まずコンパスでクルッと円を書くよ。
手順②
次に円の中心点を通るように直線を引くんだ。
直線と円の接点はA・Bね。
手順③
その点Aを中心に半径ABの円を書いてみて。
同じように、点Bを中心に半径ABの円を書くよ。
そうすると、点Aを中心に描いた円と点Bを中心に描いた円が交わるよね。
この接点はC・Dとしておきましょう。
手順④
中心点を通るように点Cと点Dを線でつなぐと、直径ABの円と交わるよね。
この接点はE・Fね。
手順⑤
ここまで出来たらもう少しだよ!
点Aを中心に半径AXの円、点Bを中心に半径BXの円を書くよ。
手順⑥
次に点Eと点Fを中心に同じ大きさの円を書くんだ。円を書いたらさっき手順5で描いた円と交わるよね。その接点をそれぞれ点G・H・I・Jとしておくのよ。
手順⑦
あと一歩だよ、頑張ってね!
ここまで出来たら対角線を引くよ。
中心点Xを通るように点Gと点J、点Hと点Iを直線で結んでね。
すると、一番最初の手順1で描いた円と交わるでしょ。その接点を点K・L・M・Nとするんだ。
手順⑧
お疲れ様です。
あとは最後に点A・K・E・L・B・M・F・Nを線でつないだら正八角形の完成です。
コンパスは色んな事に役立つ文具用品
正八角形の書き方をマスターしたところで、コンパスがいったい何をする時に役立つのか少し興味ありませんか?
コンパスといえば、図形を書く時に使う文具で製図を書いたり(今はCAD:キャドが主流)、カルトナージュや服飾のデザインにも図面を引く時に使われていますよね。
僕のように木工作品を手作りする時にも、正確に図面を書けるのでコンパスはとても役立っていますよ。
引き出しの奥の方でひっそりと眠っているコンパス。小学生の算数の授業以来、コンパスなんて使ったことがないという方も多いと思いますが、物作りをする時にとても便利な道具なんですよね。
コンパスを使った正八角形の書き方【まとめ】
以上が正八角形の書き方の手順ですが、いかがでしたか。
手順どおりに書いていけば簡単に正八角形の図形が書けますよ。
コンパスをお持ちであれは、ぜひやってみてくださいね。
また、お子さんに教えてあげるのもいいかも。
子供は頭がやわらかいので「コンパスってすごい!」と興味を持てば、そこから色んな想像を膨らませて絵を描いてみたり、物を作ってみたり、嫌いな算数が好きになったり。何かそういうきっかけになれば嬉しいなと思います。
こちらの記事では、正八角形の書き方の紹介ですが、正八角形に限らず、正五角形・正六角形などの図形もコンパスを使えば簡単に書くことができますよ。
みなさんの物作りのデザインにぜひ活用してみてください。
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