ダメージを加えてかっこよく作っている木工品を見ることがあるけど、あれってどうやって作っているのかな?やり方を知ってDIYの参考にしたいんだけど・・・
ということで、今回は『木材にダメージを加えて古材風に加工する方法』について分かりやすく解説していきます。
こちらの記事を読めば、エイジング加工に使う道具やコツが分かります。
今まで木工品を見ながら「どうやってるんだろう?」と何気に思っていた事が今日である程度はスッキリできると思いますよ。
それでは早速、普段から僕がやっているダメージ加工の方法をご紹介します。
エイジング加工に便利な道具
普段、僕が使っている道具はこちら。
・のこヤスリ
・ノコギリ
・ネジ
・金づち
・ハンドサンダー
これ以外にも「金づちで叩いて凹ます」「アスファルトに落下させる」「ノミで削る」など様々な方法があります。
ダメージの加え方は、みなさん色々と工夫されているようです。
エイジング加工の方法【手順を解説】
ダメージ加工の手順をざっくり書くと、こんな感じになります。
- 木材に水性塗料を塗る
- のこヤスリでダメージを加える
- ノコギリでダメージを加える
- ネジでダメージを加える
- ヤスリできれいに整える
- ワックスやオイルを使ってヴィンテージ感を出す
では解説していきます。
木材に水性塗料を塗る
塗料を塗るときは、特にかすれるように塗らなくてもOKなので、一面きれいに塗っちゃいましょう。
きれいに塗っちゃっていいんだ!
塗っちゃって構いませんよ。
あとから所々ヤスリで削るので問題ないんです。
のこヤスリでダメージ加工!
塗料が乾いたら「のこヤスリ」でガリガリ〜ッと塗装ごと削っていきます。
のこヤスリの角や表面を使って削りたいように削っていきましょう!
何か気をつけることは?
力加減に注意しないと削りすぎてしまう事があるので、初めのうちは一気に削らず少しずつ削るようにしてくださいね。
ノコギリでダメージ加工!
先ほど、のこヤスリで削ったところに今度は「ノコギリ」で切り目を入れていきます。
ここかな〜という所に数カ所入れる感じでOKです。
左右から斜めに刃を入れて、木材が欠けている様に見せるのもアリです。
ここでは、木材の表面に傷をつけるときも「ノコギリ」を使っています。
ちなみに、ノコギリじゃなくても「釘」や「ネジ」など尖っている物ならOKです。
折角きれいに塗ったのに表面にも傷を入れるの?
表面に傷を入れておくと後々かっこいい仕上がりになるので、無理にとは言いませんが宜しければ試してみてくださいね。
ネジ模様も付けておこう!
それから、塗装面にネジを置いて金づちで叩くと、簡単にネジ模様を写すことができるんです。
ワンポイントにおすすめの方法なので、こちらも試してみてくださいね。
後からサンドペーパーで軽くヤスると模様が浮き上がってきますよ。
最後にヤスリで綺麗に仕上げる!
こんな感じでダメージ加工ができたら、最後にサンドペーパーで角や表面をきれいに整えていきます。
この時に木材表面の塗装も所々はがして、古材のような風合いが出るようにしておきます。使っているサンドペーパーは240番です。
ヤスリがけが終わった頃には粉がたくさん出ているので、ウエスできれいに拭き取っておきましょう。
あとはワックスやオイルを使って仕上げれば完成です。
ヴィンテージ加工して味のある風合いに!
ヴィンテージ風に仕上げる手っ取り早い方法は、こちらのブライワックスを使うことです。