今回はバターナイフ作りに挑戦!
どうやって作ろうかな?
前回のカトラリー作りに引き続き、今回もオリーブの角材を使ってバターナイフを作りました!
カトラリー作りを始めると、あれもこれも手作りしたいという衝動にかられてしまいます。
不思議ですね(笑)
おそらく、バターナイフ作りはスプーンやフォークの脇役といった感じで、最初からバターナイフを作る方は少ないと思います。
木が余ってるし、ついでに作ってみようかな・・・
そんな程度ではないでしょうか。
とは言え、作るからには上手に作りたい!
という事で、こちらの記事では「カトラリー作りが初めてという方でも上手に作れる方法」をご紹介しています。
バターナイフ作りに興味がある方は、ぜひ参考にして作ってみてくださいね。
バターナイフのDIY手順!
バターナイフなんて簡単でしょ!そんなの直ぐに作れるんじゃないの?
このように思うかもしれませんが、1つ作るのに5〜6時間くらいは必要です。
実際の作業手順はこんな感じ。
- バターナイフのデザインを考える
- デザインしたバターナイフの絵を板に描く
- バターナイフの形にノコギリで切る
- 木工ヤスリを使って形を整える
- サンドペーパー(紙やすり)で磨く
- 最後にワックスやオイルで仕上げる
細かい工程を書き出してみましたが、結構やる事があるんですよ!
木製バターナイフの作り方
では早速、バターナイフの作り方を紹介していきますので参考にしてください。
バターナイフのデザインを決める
先ずはデザインを決めていきます。
シンプルなデザインでも少し凝ったデザインでも構いません。
自分好みでOKです。
バターナイフの絵を何度も紙に描きながら、デザインを決めていきましょう。
デザインが決まったら、ハサミで切って型紙を作ります。
これを板(ここではオリーブの木)に乗せて、周りを鉛筆でなぞります。
すると簡単にイメージ通りの型が写せます。
カーボン紙などの転写シートを使う方法もあるので、こちらの記事も参考にしてください!
【カトラリー作りの定番!】木のスプーンの意外と簡単な作り方!【全て手作業】
線の外側をノコギリでカット!
続いて木材を加工していきますが、こちらは気を付けてくださいね。
わざわざギリギリを攻めて失敗リスクを高くする必要はないので、線の外側を余裕を持ってカットしていきましょう。
画像(上)で使っているノコギリは『木工ペッカー』という道具です。
曲線にカットする時に便利ですが、真っ直ぐでも荒切りなら普通に使えますよ。
木工ヤスリで形を整える
ここからは『木工ヤスリ』と『ノコヤスリ』を使ってバターナイフの形を整えていきます。
先ほど引いた線に沿うように綺麗に削っていきましょう。
削っていく時は、「真っ直ぐ削る場所」と「曲線に削る場所」でヤスリを使い分けるとやり易いですよ。
こんな感じに削れます。
木の側面にバターナイフの絵を書く
続いて側面の加工です。
先ほどと同じように側面にもバターナイフの絵を描きます。
この時は特に型紙を使わず直接木に描いていきました。
バターナイフの先をフラットにするか少しカーブさせるかなど、こちらも好みに合わせてデザインしてみてください。
余分なところをカットして木工ヤスリで整える
側面の加工も木工ヤスリなどを使って削っていきます。
ここでは、バターナイフの先だけ『丸のみ』である程度まで薄くしていき、最後に木工ヤスリで形を整えました。
削っていくとみるみるイメージしていた形に近づいていくので、手作りの醍醐味を感じられますよ!
仕上げにサンドペーパーと蜜蝋ワックスでコーティング!
形が出来たら最後に仕上げ作業です。
この段階では、まだ木の表面がザラザラしている状態なのでサンドペーパーで綺麗に磨いて仕上げていきます。
バターナイフの表面を綺麗に磨き終わったら、最後にワックスでコーティングしておきましょう。
ワックスを塗ると少し色に深みが増すのでおすすめです。
バターナイフ作りで使用した道具は7つ!
今回の製作で使用した道具を全部で7つです。
- 木工ペッカー
- ノコヤスリ
- 木工ヤスリ
- 丸のみと金づち
- サンドペーパー(320番)
- クランプ
どれもホームセンターで購入できるのでぜひ揃えてみてくださいね。
ノコヤスリはこうやってビスで引っ掛けて削れるので便利ですよ!
木製バターナイフの作り方【まとめ】
いかがでしたか。
こちらの記事では、「バターナイフの作り方」についてご紹介してきました。
木工用のヤスリを駆使して形にしていく様子やバターナイフの先がカーブしている所なんて少しは参考になったでしょうか?
100均などで安く買うのも良し、こうやって自作するのも良し!
手作りして完成させた時の達成感!
これこそがDIYの醍醐味だよね〜
唯一無二のバターナイフ作り!
よければチャレンジしてみてくださいね。
カトラリー作りを体験したい方はこちらもチェック!