イベントで買ったスツールがぐらついて危ないんだよね!でも、ダボで埋められてるからネジ穴も見えないし、どうやって修理したらいいの?
DIYでスツールを作られる方も多いと思いますが、長く使っているとぐらつきが大きくなってくる事があります。
作った本人なら直せますが、ハンドメイドイベントやネットショップで買われた方は、突然ぐらついてもどうやって直せば良いのか分かりませんよね?
そこで今回の記事では、我が家のスツールを例にダボ埋めされたスツールのぐらつきを修理する方法を紹介します。
全てのスツールのぐらつきがこれで解消できる訳ではありませんが、参考になれば嬉しいです。
せっかく気に入って購入されたハンドメイド作品。
万が一ぐらついても捨てずに修理して長く使ってくださいね(^^)
ぐらつきの原因は木痩せです
木材同士をビスでしっかり留めたはずが、ねじが緩んで本体そのものがぐらついてしまう事があります。
これは木が痩せる事(木痩せ)で起きる現象なのです。
分かりやすい例えで言うと高野豆腐!
購入した時は乾燥してギュッと縮んでいますが、水に戻すと膨らみますよね!
木材も同じで、乾燥すると収縮し、水分を含むと膨張します。
作った時はしっかりと固定されていても、後々ぐらつきが見られるのは乾燥による収縮が原因かもしれませんので、一度確認してみてください。
木製スツールのぐらつきを修理する方法
それでは早速、修理していきしょう。
先ずは写真をご覧ください。木が縮んで隙間ができてしまっていますね。
我が家のスツールは、このような箇所がいくつもありました。
これだけ隙間があれば、ぐらつきがあるのも納得ですね。
木製スツールのぐらつきを直す手順
埋まってある木ダボを取り除いてビスで締め直し、再度木ダボを埋め直せば修理完了です!
①埋まってある木ダボを取り除きビスを抜き取る
ダボ錐(きり)というビットを使って元々埋まっていたダボを取り除きます。
ダボ錐で穴を開けると、下の写真の様にビスの頭が見えてきますので、電動ドライバーなどを使って抜き取ります。
②ワンサイズ長めのビスでしっかりと締める
抜き取ったビスは使いません。締め付け強度を上げる為に今後はワンサイズ長めのビスを打ち込みます。
これでスツールのぐらつきは解消です!
③再度ダボ埋める
ビスが打ち終わったら、その穴に木工ボンドを少量垂らして木ダボを埋めます。
木ダボの作り方と埋め方はこちらを参考にしてみてください。
ここでは再度木ダボを埋め直していますが
ビスの頭を隠す方法には他にも色々あるので知りたい方はコチラを参考にしてくださいね。
ダボ埋めされた木製スツールのぐらつきを修理する方法!【まとめ】
DIYをされる方は、ホームセンターで木材を購入する事が多いと思います。
購入した木材が水分を多く含んでいる状態だとしたら、できるだけ乾燥させてから使用する事をお勧めします。
未乾燥の状態で制作すると、木痩せを起こしてぐらつきの原因にもなります。
座った拍子に崩れると危険なので、ぐらついているなと感じたら早めの修理を心がけてくださいね!
以上、ダボ埋めされた木製スツールのぐらつきを修理する方法でした。