木工経験がなくても簡単に作れるスマホスタンドってあるのかな?
スマホスタンドは簡易的なものから機能的なものまで様々ありますが、こちらの記事では初心者の方でも比較的かんたんに作れるスマホスタンドをご紹介しています。
こちらのスマホスタンドは、こんな方におすすめです。
- スマホを立てかけて置きたい
- スマホを立てて画面を見たい
- 簡単に作れる方法を知りたい
- 端材を利用して何かを作りたい
- イベント出店を検討している方
作り方から製作に必要な道具までご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
SPF材でスマホスタンドをDIY!
こちらで使う木材は、どこのホームセンターにもあるSPF材です。
SPF材のサイズは色々あるのでこちらの記事を参考にしてみてください。
サイズに迷う方は「1×4材」がスマホとのバランスも良くおすすめです。
スマホスタンドのサイズをチェック!
まずは、スマホスタンドの寸法を確認してみましょう。
《スマホスタンドのサイズはこちら》
・・・縦89㎜、横75㎜、高さ19㎜
スマホスタンドの横幅が75㎜なので、長さ1820㎜の1×4材だと約23個くらい作れる事になりますね。
1個あたりの費用はと言いますと・・・1×4材が1本約250円なので・・・
250円÷23個=10.8円/個
木材費だけならこんなもんです。
ですので、わざわざ木を買わなくても手元に端材があれば、それを利用するのがベストですね。
SPF材で作る簡単スマホスタンドの作り方
それでは早速、作り方をご紹介していきます。
木材に墨線を引く
まず、幅75㎜にカットした木材を用意します。
木材にはスマホを差し込めるように、先ほど見てもらった寸法を参考にしながら自分のスマホのサイズに合わせて墨線を引きます。
自分の好みのスマホ角度になるように、掘る溝の幅や深さを決めてください。
墨線は、木材の表面と側面の両方に引くのがポイント!
ノコギリとノミで綺麗な溝を掘るには、この墨線の正確さが重要です。
木材を加工する【スイッチ部分を加工】
次にスイッチ部分を加工します。
加工にはこちらの木工用トリプルカッターを電動ドライバーに装着して使います。
ボアビットでもOKですよ。
まっすぐ立ててほんの少し掘ったところで、ゆっくりヘッドを傾けて斜めに掘っていきます。
初めから斜めに掘れないので注意しましょう!
バリが出ないようにマスキングテープを貼っておく対策も忘れずに!
木材を加工する【ノコギリとノミで加工】
続いてスマホを立てる溝を掘っていきます。
スライド丸ノコを使えば、写真のように一定の高さの切り込みを入れる事ができるので便利ですよ。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
困ったな〜スライド丸ノコなんて持ってないよ〜。
そんな方にはこちらの方法がおすすめ!
手ノコでも一定の深さで簡単に切り込みを入れる方法があるので、よければこちらの記事も参考にしてください。
ノコギリで木材に切り込みを入れたら、不要なところをノミで欠いていきます。
ノミで欠くときは、墨線よりも少し上で欠いてから最終的に墨線にぴったり合わせていくのが綺麗に仕上げるポイントです。
木材の表面・角をヤスリで磨く
形が整ったらサンドペーパーで表面や角をきれいに磨いておきましょう。
サンドペーパーの番手は240番でOKです!
番手には色々あるのでこちらの記事も参考にしてください↓
サンドペーパーで磨くときは、ペーパーを木に巻いたり、ハンドサンダーを使うと磨きやすいですよ。
最後にペイントして完成!
最後に水性塗料やワックスを塗って仕上げます。
これはお好みで良いので、無塗装がいいと言う場合は塗装しなくて良いです。
こちらでは、ハンドメイド作品ぽく仕上げるために、ミルクペイントとワトコオイルで着色しています。
塗装の仕方はこちらの記事でも紹介しているので合わせてご覧ください。
【工具・材料】スマホスタンドのDIY必需品
それでは製作に使用した工具と材料をご紹介いたします。
リンクを貼っている工具は「関連記事」に飛べるので参考にしてみてください。
- 電動ドライバー
- マキタM244スライド丸ノコ(ノコギリでOK)
- ノミ(刃幅9㎜)
- クランプ
- 完全スコヤ
- ハンドサンダー(クリップ式)
塗料もご紹介しておきます。
- バターミルクペイント
- ワトコオイル(ウォルナット)
特にバターミルクペイントは「室内で使っても一切臭いが気にならない」のでおすすめです。
ハンドメイド作家さん達の中でも愛用者が多いので、それだけ信頼度も高いということですね。