てことで、早速お箸作りの準備に取り掛かった訳ですが、あいにくお箸に使える木なんてストックしてないし、そもそも何の木を使えば良いのかサッパリ分からない。
とりあえず材木屋さんへ車を走らせ、たどり着いたのがコチラの唐木のダイキンさん!
あるじゃないですか!
お箸作りに使えそうな木がいっぱい!
しかも、箸作り用のキットまで!
こちらの記事では、Hiro’sファミリーが箸作り用のキットを買って箸作りにチャレンジした様子をまとめています。
自宅で工作体験!
きっとお子さんも喜ぶと思いますよ。
もちろん大人も楽しめるので、ぜひ遊び感覚でやってみてください。
箸作りに選んだ4色の木!
たくさん種類がある中から僕たち家族が選んだのがこちらの4種類。
左から順に
- 縞黒檀(息子)
- パープルハート(娘)
- モパーネウッド(妻)
- サティーネ(私)
縞黒檀(しまこくたん)以外は、見たことも聞いたこともない名前。
色を塗ってないのに、鮮やか!
世界中にはいろんな木があるんですね!
普段は目にすることがないのですごく良い体験ができました。
家族でお箸作りにチャレンジ!
箸作りキットの準備ができたところで早速お箸作りに挑戦です!
上の画像を見て頂くと分かりますが、キットは少し太め。
このままでも良くない?
うどん箸〜♪
いやいや…普通のお箸を目指そうよ!
【ステップ1】箸頭〜箸先をカンナで細く加工する
まずは、カンナで箸頭から箸先を削って細くしていきます。
娘は使ったことのないカンナを手に、慎重すぎるくらい慎重に少しずつ削っていました。
うまく削れなくてかなり苦戦していましたが、これもいい経験。
途中でカンナの刃が引っかかる所があって「削れない〜!」なんて言いながらも最後まで頑張って削っていました。
刃が引っかかる時は、反対側から削ればOKです。
順目と逆目について、コチラ↓の記事の中で紹介しているよ!
娘の作業を見届けたところで僕はコソッと工房へ。
改めて箸作りの手順はこちらです。
こんな感じである程度「理想のお箸の細さ」まで近づいたらOKです!
【ステップ2】ヤスリで磨いて細くする
ここからは紙やすりを使って、更に細く削っていきますよ〜!
Hiro’s家では、320番の紙やすりを使いましたが、もっと目が荒い100番くらいを使って細くしてから320番で仕上げた方が断然ラクです。(後から後悔・・・)
僕が削っているのはサティーネという木だけど、粉が赤くて不思議な感覚です。
クルクル回しながら細く削って手に持った時のフィット感が良ければOK!
あとは箸に付いた粉を拭き取ってオイルで仕上げます!
オイル仕上げはこちらの記事にまとめているので参考にしてください!
\合わせて読みたい/
唯一無二の手作り箸が完成!
これでHiro’s家オリジナルのMY箸が完成しました。
娘と妻は難しそうな8角形にチャレンジ!
息子と僕はオーソドックスな四角い箸を作りました。
息子の箸は「うどん箸」みたいに太いし、妻の箸は8角形がイビツだけど、まぁこれも手作りならでは!
箸を手作りする機会はそうある訳ではないので、自宅にいながら家族みんなで手作り体験が出来たのは良かったかな。
手作りキットはネットでも買えるので、「楽しそうだな〜」と思った方はぜひ作ってみてくださいね。
箸作り用キットと治具のご紹介!
そこで、こんな箸作り用の治具(じぐ)があるので参考までにご紹介しておきますね!
治具?なんだそれ?
治具って補助具だと思っていただけばOKですよ。
カンナで箸を削る時にしっかり固定しながら削れるので、角材2本よりも圧倒的に削りやすいです!
今回僕がしたような角材を土台にして削る方法でも良いですが、不安定なので箸が多少動いてしまいます。
上手に作りたいという方はこちらの治具もチェック!
家族で木のお箸作りにチャレンジ!【まとめ】
いかがでしたか。
子供たちにとって、箸作りの体験はめったにする事がない工作体験です!
もちろん作っている時は楽しいけど、それ以上に自分で手作りしたお箸を使ってご飯が食べられるのは嬉しいことですよね!
- カンナで削って
- ヤスリがけして
- オイルで仕上げる!
作り方はとてもシンプル!
大人と子供が一緒になって楽しめる工作体験として、ぜひ休日を使ってお家時間を楽しんでください。
この他にもカトラリー作りに興味がある方は、こちらの【自作カトラリー】が勢揃い!木工初心者に優しいDIYレシピをご紹介!を参考にしてみてくださいね。